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症例検討会

野崎徳洲会病院に来て、症例検討会をO先生とともに8年間やりました、
時刻は毎週水曜日、朝の8時から、
今年からは、研修医の自主性優先、負担減のため回数減少、
指導医各科持ち回り、ということで指導する機会は減りましたが、
その前は、手取り足取りで毎週絶え間なくやりました、
総数400本、

野崎徳洲会病院の名物になりました、
自画自賛ですが内容は非常に高度です、
ありがちな院内発表レベルではありません、
最新の世界の知見を盛り込みます、深い切り口で語ります、
綺麗で完璧な配布資料も毎回作りました、
近隣のクリニックへもネットで実況配信しました、
これを見ての入職希望者もありました、

まあ、苦労しました、
毎週ですから、理論上は1週間しか準備期間が無い、
演題考えて、発表者当てて、発表者とともに2人3脚で準備しました、
まず、文献集め、資料集め、カルテまとめ、画像引用、写真撮り、
第一優先は、なにがなんでも新しい文献集めです、
「過去の研究の渉猟無くして症例発表はない」のポリシーです、

そしてスライド作成、
時間が無いため数々のエピソードを生みました、
当日の朝5時に医局の暗闇で座って俺を待っていた「5時男」
発表まで3時間しかない、
校正だけなら何でもないが、用意していた新しい文献入れて、
必死で赤ペンして、配布資料印刷します、何とか間に合わせました、
「前日夕方女子」「朝一男」とかは、ナンボでもいます、苦労が絶えません、

ネタ拾いは虎視眈々
幸いERはその宝庫、イッパイ症例が来ます、
まさかの症例が来ます、珍しい症例が来ます、
デング熱が来ます、複数磁石の接着による腸管穿孔、refeeding症候群、陰茎折症、日本でまだ30例しか報告無い症例来ます、
多くの症例のまとめからの発表もあります、
熱中症、脊髄損傷、CPA、間質性肺炎、大動脈解離、大腿骨骨折、
脳血管障害、タコつぼ心筋症、不明熱、消化管異物・・・、数が凄いです、

救急に「種は尽きマジ」です、

変わった画像もあります、
「膀胱穿孔しています!」放射線から連絡あり、
画像を見ると、確かに尿カテのバルーンが膀胱壁外にあります、
冷汗をかきましたが、膀胱憩室へのもぐりこみでした、
落ち着いて考えれば、ゴムの先端、そう簡単には穿孔しないだろう、
尿管にバルーンが入り込む、なんてのもありました、

赤ペン原稿は発表者と何回も往復します、
毎日内容が更新されるので、ファイル名が大変、
ファイルを間違わないようにタイトル名も判りやすいように具体的に書く、
「脊髄炎症例報告」なんてタイトルにはしない
「23日朝貰って外国文献を足したヤツ」とかリアルなタイトルにします、
指導者と発表者の苦労が目に見えます、必死の感じが判ります

曰く、
★本当に最後最終形27日朝症例発表 クモ膜下出血 合体
★18日赤ペンした感染性心内膜炎
★22日朝貰った胃前庭部毛細血管拡張症
★赤ペンしたS状結腸癌7日夕方、必要なスライドのみ
★12日最終赤ペン入れた、ようやく外傷性脊髄損傷 最終版10月4日 
★合体後 門脈血栓
★齋藤CPAネタ帳
★6日、NPPVにより治療した高CO2血症 最新
★11月9日夕方合体させた、メモを消した膵癌
★29日朝最終のつもり合体、赤ペン入れたもの、不明熱
★最終、安全のために発表ネタ帳 完成 7.27
★急性胆嚢炎の診断と治療 11月30日 合体
★最終版10月4日 合体後 門脈血栓
★セーブ18日昼肝のう胞 20230419

こうしていてもトラブルだらけ、
保存方法を間違えて苦労してやった赤ペン分が吹っ飛ぶ、
チビが間違えて、古い方を新しいヤツのうえに上書きした、
当日の朝見たら、古いやつが最終稿になっていた、
ギャア・・・で、自分のパソコンから必死に、
最新版の前を探し出して、思い出しつつ再度赤ペン、
作業が虚しかったが、でもよく覚えている、エライもんだと感心、

綺麗な画像スライドを欲張って沢山入れたら、
本番ではプレゼン用の大画面のスライドが2枚真っ白になっていた、
迅速には復旧できず、珠玉のスライドが飛んだ、泣いた、

チビには色んな事を教えるが、IT発表の極意も教える、
チビはデータが完全消滅した経験が無いものだから、恐怖無し、平気、
私は何回も経験しているので怖い、
ゆえにSAVE回数が凄い、休憩する時はSAVE 席を離れるときもSAVE、
必ずデスクトップにも入れる、これを教えます、
因みに、学会発表に行くときは、USB3本にコピーして入れて行く、
持っていったUSBが「このファイルは空です」と言われて真っ青の発表者!
なんてのを見聞きしている、

お蔭さんで周りからの温かい言葉あり、
「あの症例発表会での先生の教育スライドホンマに勉強になります」、
病院機能評価の席でサーベイランスに言って頂いた、
水曜日の朝6時から医局でチビを待っていると
(大概、彼らはゆっくりと来ます)、
「今から半日、嵐が始まりますね、頑張ってください」と励ましの言葉、
人間、やっていることを評価して貰えばどんな苦労も耐えられます、
嬉しいです、

理解されないボヤキは「日本はなんで水曜日の祝日がないの!」
好きなのは木曜日です、
未だに水曜日になると、今日の症例発表の準備は?と、恐怖感出現します、
「今は全てをアンさんがやらなくても良いんだよ」と、
自分に言い聞かせます、

でも、面白い症例に出会うと、すぐにメモしてます、
次のネタは「熱中症と思っていたら、実は、肺炎、肺癌、ACS、COVID」の7例です
あーあ

「当日、座長をやりながら、傍でハラハラします、父親の心境です」

「医局員ほぼ全員が毎回参加します」

「1年分の配布資料」

「内容を見えやすくするため、一部を拡大してみました」

「発表スライドファイル約1年分、全部ではこの8倍、後になってみれば
良くまあコレダケやったなと思う」

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