当院の特長

地域社会への貢献を目指して

当院では、急性期から回復期まで幅広い医療を提供しているほか、先進医療への挑戦、健康な地域社会への貢献まで、様々な取り組みをしています。

1．脳神経センター

脳卒中患者様の治療から緊急手術にも対応している部門です。腫瘍部門においては、手術・放射線治療・化学療法を積極的に行っています。

疾患例

部門	症例
脳卒中部門	くも膜下出血（脳動脈瘤）、脳動静脈奇形、硬膜動静脈奇形、内頚動脈、椎骨動脈閉塞性疾患、高血圧性脳内出血、未破裂脳動脈瘤、脳動静脈奇形（AVM）、頚動脈疾患　など
腫瘍（オンコロジー）部門	悪性脳腫瘍（悪性神経膠腫、悪性リンパ腫、転移性脳腫瘍）、良性脳腫瘍（髄膜腫、神経鞘腫、下垂体腺腫）　など
脊髄・脊椎部門	頸椎ヘルニア、変形性頚椎症、後縦靭帯骨化症、脊髄、脊椎腫瘍、脊髄動静脈奇形、頚椎症性脊髄症　など
機能的疾患部門	顔面けいれん、三叉神経痛、舌咽神経痛　など

一般社団法人National Clinical Databaseのデータベース事業への参加

一般社団法人日本脳神経外科学会のデータベース研究事業への参加

２．心臓センター

心臓カテーテル・心臓血管外科手術を行う部門です。高度医療設備を駆使して、長年にわたり多くの手術件数実績を積み重ねています。

疾患例

種別	症例
冠動脈の病気	狭心症、心筋梗塞　など
心臓血管の病気	大動脈弁狭窄症、大動脈弁閉鎖不全症、大動脈弁置換術、僧帽弁狭窄症、心房細動、僧帽弁閉鎖不全症　など
大動脈の病気	大動脈瘤、急性大動脈解離　など

３．野崎徳洲会病院附属研究所

当研究所は2016年7月、研究を行う臨床医、研究医の育成を目的として設立した研究所です。分子生物学、病理学、免疫学、動物実験が可能な設備が整っており、臨床医に研究の場を提供しています。

研究部局

研究部	内容
悪性腫瘍新規治療法開発研究部	転移抑制療法の新たな治療標的を見つけるために骨肉腫細胞や乳がん細胞の肺転移初期の増殖メカニズムについての研究を行っています。
分子生物学研究部	滑膜肉腫細胞の抗がん剤抵抗性のメカニズムを解明することでより効果的な治療法を開発する研究を行っています。
病理学研究部	抗酸化作用を持つ漢方薬を併用することにより、糖尿病の合併症を防ぐ研究を行っています。
免疫システム研究部	複雑な免疫応答反応の原理を数理的に解明し、さらにこの原理を高次の生命現象や疾病にも応用して新規の治療法を目指す研究を行っています。

研究所1階　健診センター

４．歯科口腔外科

歯科口腔外科は智歯抜歯、顎骨腫瘍、顎顔面外傷（顔面骨骨折など）、顎関節疾患、顎変形症、口腔がん、舌癌などの治療から手術まで幅広い医療を提供しています。また一般歯科治療が困難な有病者患者に対しての歯科治療も行っております。病院内の診療科であることから、口腔外科での入院加療・手術ならびに他科診療科との円滑な連携がはかれるため、様々な疾患や持病に対して、必要な医療を迅速に提供することができます。