細菌検査部門の概要
感染症が疑われる患者様の検査材料(喀痰、尿、血液、膿、便など)を用いて、病原菌を特定し、その菌に有効な薬剤(抗生物質)を調べます。
■検査の流れ
①塗抹検査
検査材料をガラス板に広げ、染色(グラム染色)し顕微鏡×1000倍で菌の種類(グラム陽性菌、陰性菌、球菌、桿菌、真菌)などを観察し、大まかな分類を行います。 *抗酸菌は(チールネルゼン染色)
②培養、同定検査
検査材料の種類や目的菌より培地、培養条件(目的菌の発育しやすい環境下で18~48時間)培養します。発育した菌の性状等を調べ病原菌名を確定します。
③薬剤感受性検査
②で感染症の原因菌が発育した場合、自動感受性判定機器を用いて測定し、菌に有効とおもわれる薬剤(抗生物質)を判定します。
■上記以外の役割
感染対策委員の一員として院内での病原菌の出現状況の把握、院内感染の原因となりうる多剤耐性菌(MRSA,MBL,MDRP等)の検出と確認試験を実施し、集団感染をおこさないよう監視し、院内に迅速かつ的確な情報を報告するように努めています。
細菌検査部門の概要
感染症が疑われる患者様の検査材料(喀痰、尿、血液、膿、便など)を用いて、病原菌を特定し、その菌に有効な薬剤(抗生物質)を調べます。
■検査の流れ
①塗抹検査
検査材料をガラス板に広げ、染色(グラム染色)し顕微鏡×1000倍で菌の種類(グラム陽性菌、陰性菌、球菌、桿菌、真菌)などを観察し、大まかな分類を行います。 *抗酸菌は(チールネルゼン染色)
②培養、同定検査
検査材料の種類や目的菌より培地、培養条件(目的菌の発育しやすい環境下で18~48時間)培養します。発育した菌の性状等を調べ病原菌名を確定します。
③薬剤感受性検査
②で感染症の原因菌が発育した場合、自動感受性判定機器を用いて測定し、菌に有効とおもわれる薬剤(抗生物質)を判定します。
■上記以外の役割
感染対策委員の一員として院内での病原菌の出現状況の把握、院内感染の原因となりうる多剤耐性菌(MRSA,MBL,MDRP等)の検出と確認試験を実施し、集団感染をおこさないよう監視し、院内に迅速かつ的確な情報を報告するように努めています。