術前・術後の患者様をサポート
当院では、2023年7月より術前外来を開始し、術後疼痛管理チーム(APS)を発足しました。
周術期と周術期管理チーム
周術期とは、手術の実施にあたり、手術の決定時から入院、麻酔、手術、回復まで、術前・術中・術後の一連の期間の総称です。周術期の患者様とそのご家族に安全・安心な手術を提供することを目的とした医療チームのことを「周術期管理チーム」といいます。検査や準備を確実に実施することをはじめ、外来で得られた情報から、術中・術後合併症予防の計画を立て、効果的なケアを提供します。
周術期管理チームの構成
看護師
麻酔科医
薬剤師
■術前外来
当院では、2023年7月より術前外来を開始しました。術前外来とは、患者様が安全に安心して手術を受けていただけるように、事前に情報を提供していく外来です。麻酔科医、薬剤師、看護師が連携しながら患者様一人ひとりの病歴やリスク要因を確認・評価し、患者様へ情報を提供していきます。医療チームが外来から関わることによって術前・術後のイメージができるため、しっかりと準備を整えた上で手術を受けていただくことが可能です。
■術後疼痛管理チーム
術前外来と同時期に当院では術後疼痛管理チーム(APS)を発足しました。術後疼痛管理チームは、麻酔科医・看護師・薬剤師により構成された医療チームで、術後患者の除痛効果や副作用、合併症の有無、離床の程度などを評価し、術後の痛みを軽減するための活動をしています。自己調節鎮痛法による専用の器材を用いたiv-PCA(静脈内自己調節鎮痛法)やPCEA(硬膜外自己調節鎮痛法)が実施されている患者様を対象とし、術後3日間回診を行い、除痛効果や副作用、合併症の有無やその他周術期管理に問題がないかを評価し患者の回復過程のお手伝いをします。
痛みは患者様にとって不快なのは当然ですが、痛みがあるために離床が遅れることも呼吸機能の面からよくありません。痛みのために咳や深呼吸ができなくなると、術後呼吸器障害が発生しやすくなります。また離床が遅れると、深部静脈血栓症(DVT)、肺血栓塞栓症(PE)の原因になることもあり、患者様の回復が遅れるだけでなく、合併症の処置も必要になってしまいます。このような状態にならないためにも痛みを手術直後から積極的に治療することが重要です。これから手術を受けられる患者様で、手術後に「痛い」・「気持ち悪い」などの症状があった際には術後疼痛管理チームがサポートしますので、主治医もしくは病棟看護師にご相談ください。
術前・術後の患者様をサポート
当院では、2023年7月より術前外来を開始し、術後疼痛管理チーム(APS)を発足しました。
周術期と周術期管理チーム
周術期とは、手術の実施にあたり、手術の決定時から入院、麻酔、手術、回復まで、術前・術中・術後の一連の期間の総称です。周術期の患者様とそのご家族に安全・安心な手術を提供することを目的とした医療チームのことを「周術期管理チーム」といいます。検査や準備を確実に実施することをはじめ、外来で得られた情報から、術中・術後合併症予防の計画を立て、効果的なケアを提供します。
周術期管理チームの構成
看護師
麻酔科医
薬剤師
■術前外来
当院では、2023年7月より術前外来を開始しました。術前外来とは、患者様が安全に安心して手術を受けていただけるように、事前に情報を提供していく外来です。麻酔科医、薬剤師、看護師が連携しながら患者様一人ひとりの病歴やリスク要因を確認・評価し、患者様へ情報を提供していきます。医療チームが外来から関わることによって術前・術後のイメージができるため、しっかりと準備を整えた上で手術を受けていただくことが可能です。
■術後疼痛管理チーム
術前外来と同時期に当院では術後疼痛管理チーム(APS)を発足しました。術後疼痛管理チームは、麻酔科医・看護師・薬剤師により構成された医療チームで、術後患者の除痛効果や副作用、合併症の有無、離床の程度などを評価し、術後の痛みを軽減するための活動をしています。自己調節鎮痛法による専用の器材を用いたiv-PCA(静脈内自己調節鎮痛法)やPCEA(硬膜外自己調節鎮痛法)が実施されている患者様を対象とし、術後3日間回診を行い、除痛効果や副作用、合併症の有無やその他周術期管理に問題がないかを評価し患者の回復過程のお手伝いをします。
痛みは患者様にとって不快なのは当然ですが、痛みがあるために離床が遅れることも呼吸機能の面からよくありません。痛みのために咳や深呼吸ができなくなると、術後呼吸器障害が発生しやすくなります。また離床が遅れると、深部静脈血栓症(DVT)、肺血栓塞栓症(PE)の原因になることもあり、患者様の回復が遅れるだけでなく、合併症の処置も必要になってしまいます。このような状態にならないためにも痛みを手術直後から積極的に治療することが重要です。これから手術を受けられる患者様で、手術後に「痛い」・「気持ち悪い」などの症状があった際には術後疼痛管理チームがサポートしますので、主治医もしくは病棟看護師にご相談ください。