概要
鼠径ヘルニアのにかかる患者さんの65%は50歳以上の方です。さらに、男性の3人に1人は一生涯で一度は鼠径ヘルニアを発症する可能性があります。日本全国の1年間に行われる消化器外科手術の件数も“鼠径ヘルニア”が第一位であり、非常に多くの人が手術を受ける疾患と言えます。手術も施設や術者によって、様々な方法で行われているのが現状です。当院では、全国でもいち早く「ロボット鼠径ヘルニアセンター」を開設しました。
2023年より院内の倫理委員会の承認を得て、ロボット支援鼠径ヘルニア手術を導入しております。現在はロボット鼠径ヘルニア手術は自費診療となりますが、患者様の負担する金額は、保険適用の腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術の金額を考慮して設定しましたので、ご安心ください。
鼠径ヘルニアの手術件数…74件
【そのほかの手術件数】
■腸閉塞…70件
■直腸肛門の悪性腫瘍…53件
■胆嚢炎等、胆嚢疾患…53件
■胃の悪性腫瘍…47件
■結腸の悪性腫瘍…47件
■虫垂炎…37件
■腹腔のヘルニア…24件
■胆管結石、胆管炎…17件
合計…422件
鼠径ヘルニアとはどんな病気?
本来、お腹の中で内臓を支え収める役割をもつ筋肉の壁「腹壁」の筋力が弱まり、腸や内臓が太ももや下腹部にはみ出してしまう病気です。“脱腸”とも呼ばれ、特に乳幼児や中高年の男性に多くみられますが、妊娠などがきっかけとなり発症する女性もいます。
ロボット手術への期待
- 腹腔鏡手術よりもさらに精密な腹膜剥離、メッシュ展開、腹膜縫合閉鎖が可能です。
- メッシュの固定用タッカーが不要で、術後の疼痛が軽減します。
※状態によってはロボット手術ではなく、通常の鼠径部切開法をおすすめする場合もありますので、お気軽にご相談ください。
ロボット手術の
イメージ
鼠径ヘルニアの
種類
鼠径ヘルニアの
状態
入院・手術の概要
- 現在1泊2日、または3泊4日のコースがあります。
- 週末の手術など、日程は適宜相談させていただきます。
- 術後3時間後より歩行も可能であり、食事も食べられます。
足のつけねに違和感や腫れがあるような方は、お気軽に消化器外科門川外来までご相談ください。
胃癌、大腸癌に対する低侵襲手術
当科では胃癌、大腸癌に対して積極的に腹腔鏡手術、ロボット支援手術を行っております。
これらは低侵襲手術と言われ、開腹手術と比べて傷が小さい、痛みが少ない、癒着が少ない、出血が少ない、入院期間が短いといった様々な利点があり、全国的に普及しております。
当科ではさらに、より精密な手術としてロボット支援手術も行っております。胃癌に関しましては合併症の一つである膵液ろうの発生率の低下の報告があります。また骨盤という狭い空間に存在する直腸癌におきましても利点が大きいと考えております。
ただ何よりも大切なのは早期発見ですので、検査希望などありましたら、お気軽に当院消化器外科にご相談ください。
標準的な大腸癌手術のポート配置
(創の場所)
内視鏡手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」
概要
鼠径ヘルニアのにかかる患者さんの65%は50歳以上の方です。さらに、男性の3人に1人は一生涯で一度は鼠径ヘルニアを発症する可能性があります。日本全国の1年間に行われる消化器外科手術の件数も“鼠径ヘルニア”が第一位であり、非常に多くの人が手術を受ける疾患と言えます。手術も施設や術者によって、様々な方法で行われているのが現状です。当院では、全国でもいち早く「ロボット鼠径ヘルニアセンター」を開設しました。
2023年より院内の倫理委員会の承認を得て、ロボット支援鼠径ヘルニア手術を導入しております。現在はロボット鼠径ヘルニア手術は自費診療となりますが、患者様の負担する金額は、保険適用の腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術の金額を考慮して設定しましたので、ご安心ください。
鼠径ヘルニアの手術件数…74件
【そのほかの手術件数】
■腸閉塞…70件
■直腸肛門の悪性腫瘍…53件
■胆嚢炎等、胆嚢疾患…53件
■胃の悪性腫瘍…47件
■結腸の悪性腫瘍…47件
■虫垂炎…37件
■腹腔のヘルニア…24件
■胆管結石、胆管炎…17件
合計…422件
鼠径ヘルニアとはどんな病気?
本来、お腹の中で内臓を支え収める役割をもつ筋肉の壁「腹壁」の筋力が弱まり、腸や内臓が太ももや下腹部にはみ出してしまう病気です。“脱腸”とも呼ばれ、特に乳幼児や中高年の男性に多くみられますが、妊娠などがきっかけとなり発症する女性もいます。
ロボット手術への期待
- 腹腔鏡手術よりもさらに精密な腹膜剥離、メッシュ展開、腹膜縫合閉鎖が可能です。
- メッシュの固定用タッカーが不要で、術後の疼痛が軽減します。
※状態によってはロボット手術ではなく、通常の鼠径部切開法をおすすめする場合もありますので、お気軽にご相談ください。
ロボット手術の
イメージ
鼠径ヘルニアの
種類
鼠径ヘルニアの
状態
入院・手術の概要
- 現在1泊2日、または3泊4日のコースがあります。
- 週末の手術など、日程は適宜相談させていただきます。
- 術後3時間後より歩行も可能であり、食事も食べられます。
足のつけねに違和感や腫れがあるような方は、お気軽に消化器外科門川外来までご相談ください。
胃癌、大腸癌に対する低侵襲手術
当科では胃癌、大腸癌に対して積極的に腹腔鏡手術、ロボット支援手術を行っております。
これらは低侵襲手術と言われ、開腹手術と比べて傷が小さい、痛みが少ない、癒着が少ない、出血が少ない、入院期間が短いといった様々な利点があり、全国的に普及しております。
当科ではさらに、より精密な手術としてロボット支援手術も行っております。胃癌に関しましては合併症の一つである膵液ろうの発生率の低下の報告があります。また骨盤という狭い空間に存在する直腸癌におきましても利点が大きいと考えております。
ただ何よりも大切なのは早期発見ですので、検査希望などありましたら、お気軽に当院消化器外科にご相談ください。