新年おめでとうございます、
今年も宜しく!
自分の人生がPCの歴史と重なってます、
この文明開化の恩恵に浴しています、
時々いうセリフは「この時代に間に合ってよかったナア」です、
でも、進化の速度が凄い、昔は・・・・、です、
昔話をします、
最初触ったPCは、NEC98でした、
学会発表用のスライド、昔は35mmの”ブルースライド”、
味気の無い背景がブルーのやつ、
それにカメラで撮影した実写スライドを足した、文字入れられない、
矢印入れられない、演技した写真を撮って入れました(写真)、
外人の講演のカラースライドに目を見張った、
学会の展示場で、患者の経過表の綺麗なグラフを見せられた、
これが簡単に作れる、ICUの経過表が作れる、と言われて、
飛びついた、が、嘘ばっかり、
1枚のスライド作りに3日掛かる、
データを保存できない、
やむなく画面を写真撮影して現像してスライドにした、
グラフの端が曲がる、文字のドットが見える、
最初“パーソナル”に購入したPCは「IBM」でした、
百科事典のような説明書がドッサリ、
立ち上げが大変、プロがやってもナカナカ立ち上がらない、
ソフトのインストールも大変、
また、全ての言語がちんぷんかんぷん、
「マウス」「アイコン」「アドレス」「アカウント」「ビット」
音声でも入力可と書いてあってマイクもついていたが、全く動かず、
カラーはなかった、灰色の背景に黒文字、地味だった、
タダの空箱でした、
保存するデバイスが出た、
最初はフロッピー、直ぐに容量が一杯になった(写真)、
数枚分を保存できるMDも出た、
次はよくご存じのCDです(写真)、
ついで、USB、SDカード、私はもの凄い量を持ち歩いています(写真)、
「クラウド」なんて信じません、
特殊なものとして、医療業界に”電カル”が登場した、
準備が大騒ぎだった、
ある施設では医者の要望を全て聞いた、1日目から動かなくなった、
看護師の積年の恨みと悩み”あの先生の字が読めない”が、無くなった、
でも、当初は、アンなんでカルテが書けるか、時間かかる・・、
精神科の部長から文句が有った、
私は大歓迎だった、
でも、沢山の独特の苦難にぶち当たった、
漢字変換地獄に出会った、
「転院」が出ない「店員」が出る、「他院」が「多淫」、「医師団」が「石段」、「肺塞栓」が「敗訴苦戦」に
何度も電カルに怒鳴った、
また、スタック、フリーズ地獄に出会った、仕事が出来ない・・・、
パソコン好きが助けてくれた、称賛された、
裏技が発見される・・、
口伝えで広がる、
職人の世界だ、
システムというプロ軍団の職種が出来た、
彼らの電話は一日中鳴り続けた、
グーグル検索が始まった
私は、グーグル博士と呼んでいる、
昔なら何日も答えを探した問題が一瞬の間に解決できる、
先輩から教えてもらった肩関節脱臼の整復法、ユウチューブで学べる、
”アンタが間違ってる!””私が正しい”の、恋人の喧嘩が無くなった、
研修医はHOKUTOで答えを出す、
先輩医者の”嘘八百”が通らなくなった、
学会発表で”嘘八百”で煙に巻くことが出来なくなった、
パソコンの変異体が始まった、
タブレット、と、アイパッドミニ
絶対に流行らないと思っていたら大流行、
その後がスマフォ、
これはもう大流行、若者はパソコンを持たない、
そして、全ての会話がこれを経由します、
飯食いに行くか?
私の予定調べます、経路調べます、料理調べます、評価見ます、
黙ってついてこい!
電車の中はスマフォの大合唱、
ライン見るやつ、服を見るやつ、マンガ見るやつ、ゲームやるやつ、
昔は6割は寝ていた、
私の持論だが「COVID19 effectの素晴らしい効果のひとつ」に出会った、
ZOOM会議が出来るようになった、「WEB」発表が出来るようになった、
家の居間から発表する、見えない下半身はジャージだ、裸足だ、
新幹線が遅れたため移動中の新幹線から発表したやつもいた、
ホテル要らない、
飛行機要らない、
新幹線要らない、
タクシー要らない
飯屋探さなくて良い、
ここまで書いて、気が付いた、これは語りつくせない、
昔話だけにして、切り上げるとしよう、
「書棚の上に乗せてあるテーマごとにまとめた膨大な数の35mmスライド集:1冊に400枚のスライド×50冊=2万枚」
1冊の中にはテーマに応じて20枚スライドが20枚ある。20枚のスライドの見本:灯に透かして見るが、専用のバックライト台もあった。
「秘蔵のフロッピー集200枚、MOもある(中段左)容量少なくて1枚に1テーマしか入らなかった」
「次に出たCD、これも何百枚秘蔵した」「今は肌身離さず持ち歩いているイッパイのUSBとSDカード」