冠動脈カテーテル検査(冠動脈造影)
カテーテル治療(インターベンション)って何するの?
野崎徳洲会病院 心臓センターのカテーテル室で常日頃行われている検査・治療を今日はインターベンションを受けられる患者様の野崎さんを通して覗いてみることにしましょう!
1.ここが野崎徳洲会病院2F心臓センターカテ室への入口です。 |
2.外の扉をくぐると前室があります。ここが外と壁の標示にもあります通りこれから入る放射線区域の境のお部屋となります。 | |
看護師さんが扉を開けて、患者様の本人確認をしています。ここからでは少ししか中の様子を伺い知ることができません。なんだかドキドキしてきました。さあ、入室です! | |
※患者様の病状及び治療内容により、ベッドで来られる方もいらっしゃいます。 |
3.ここが野崎徳洲会病院心臓センター第1カテ室です。広々とスペースをとったお部屋で治療を受けることができます。このベッドが冠動脈造影を行う装置です。 | |
ここに横になっていただき、毎回適量の造影剤を注入して心臓の動きを撮影をしながら、検査・治療を行います。 いろんな機材が設置されていますね。この4枚のモニター画面には患者様の状態が把握できるよう、(心電図、血圧、冠動脈造影撮影画像、以前撮影した造影画像、心臓CT画像、血管内エコー画像等)すべての情報が連携して表示されるような仕組みになっています。 | |
右の写真のように、四角いパネル部分がグルグルあらゆる方向に回転して心臓を多方向から撮影して冠動脈の走行を観察することができます。最初はなんだか怖い感じですが、放射線技師がちゃんと外から観察しているのでご安心下さい。 | 放射線技師が外の操作室で監視してくれている |
4.主治医の先生やカテスタッフに「ゆっくり横になって下さいねぇ〜」と声をかけられ手を差し伸べられ、ベッドに横になりました。心電図の電極パットを取りつけてもらっていると、主治医の先生が声をかけてくれました。先生の顔を見てホッとした気分です。 | |
この方の場合は、今日は手首からカテーテルを入れて造影剤を注入したり、治療したりするようです。「これから手首を動かさないようにしてくださいねぇ〜」と言われて消毒されました。 |
5.さっと体の上に紙のような布をかけられ、さぁ、いよいよインターベンションの開始です。「麻酔をしますねぇ〜」カテーテルの管を挿入するので局部麻酔をします。この時だけチクッとします。あとは麻酔が効いて手首の痛みを伴いません。「どう?大丈夫?痛い?痛かったら教えてくださいねぇ〜」と声をかけられました。痛かったら麻酔を足してくれるんだって。管を挿入している部分が(ここでは手首)痛かったらここで「痛い!」と先生に訴えましょう! ※患者様の症状により、足の鼠径部から管を挿入する方もいらっしゃいます。 | |
チクッとします |
6.手首に何かしているなぁ〜と思っていると、あ、撮影する装置が自分の胸の方へ動いてきました。 ベッドも併せて動きます。手首に何かしている感覚を感じるうちに先生はカテーテルを挿入する為に必要な、導入の管を既に入れていました。血が返って来ているのが画像より伺えます。 動脈に管が入っている証拠です。さぁ、この管を通じてあらゆる器具が挿入されていきます。 |
7.先生が検査や治療に使用する様々な器具を必要に応じて次々と出していきます。 |
8.少し時間がたつと、「野崎さ〜ん、はい、そこで息を止めてください!」と言われました。どうやらもう冠動脈造影は始まっているようです。装置が顔の上で動きますし、ベッドも動いたりします。最初は少し怖かったのですがだんだん慣れてきました。 |
9.どのくらい時間が経ったでしょうか?なにやら足下の方で先生がごそごそしています。どうやら何か装置をセッティングしているようです。血管内超音波(エコー)検査(IVUS[アイバス])です。 | |
IVUSカテーテルが手首から入り、直径約3mm程の冠動脈の中の様子がどうなっているか画面に映し出されている様子がわかります。 | 血管内超音波画像を確認している |
10.さぁいよいよ血管にステントを植え込みます。ステントを冠動脈へ挿入していきます。(ステントはバルーン(先端に風船がついた管)に一緒に搭載されています。) | |
薬剤溶出冠動脈ステント 画像提供:ジョンソン エンド ジョンソン株式会社 |
ステント留置 | |
11.手首からの治療だったので、車いすで病室へ戻れます。 ※患者様の病状及び手技の内容によりベッドで戻られる場合もあります。 |
12.その頃カテ室外の廊下では治療を待っているご家族の方に治療結果について血管撮影の写真を元に先生が説明してくれていました。 | 術前 |
13.「野崎さん、お疲れさまでした。治療うまくいきましたよー。」と主治医の先生からの一言。ホッとします。 |
冠動脈カテーテル検査(冠動脈造影)
カテーテル治療(インターベンション)って何するの?
野崎徳洲会病院 心臓センターのカテーテル室で常日頃行われている検査・治療を今日はインターベンションを受けられる患者様の野崎さんを通して覗いてみることにしましょう!
1.ここが野崎徳洲会病院2F心臓センターカテ室への入口です。 |
2.外の扉をくぐると前室があります。ここが外と壁の標示にもあります通りこれから入る放射線区域の境のお部屋となります。 | |
看護師さんが扉を開けて、患者様の本人確認をしています。ここからでは少ししか中の様子を伺い知ることができません。なんだかドキドキしてきました。さあ、入室です! | |
※患者様の病状及び治療内容により、ベッドで来られる方もいらっしゃいます。 |
3.ここが野崎徳洲会病院心臓センター第1カテ室です。広々とスペースをとったお部屋で治療を受けることができます。このベッドが冠動脈造影を行う装置です。 | |
ここに横になっていただき、毎回適量の造影剤を注入して心臓の動きを撮影をしながら、検査・治療を行います。 いろんな機材が設置されていますね。この4枚のモニター画面には患者様の状態が把握できるよう、(心電図、血圧、冠動脈造影撮影画像、以前撮影した造影画像、心臓CT画像、血管内エコー画像等)すべての情報が連携して表示されるような仕組みになっています。 | |
右の写真のように、四角いパネル部分がグルグルあらゆる方向に回転して心臓を多方向から撮影して冠動脈の走行を観察することができます。最初はなんだか怖い感じですが、放射線技師がちゃんと外から観察しているのでご安心下さい。 | 放射線技師が外の操作室で監視してくれている |
4.主治医の先生やカテスタッフに「ゆっくり横になって下さいねぇ〜」と声をかけられ手を差し伸べられ、ベッドに横になりました。心電図の電極パットを取りつけてもらっていると、主治医の先生が声をかけてくれました。先生の顔を見てホッとした気分です。 | |
この方の場合は、今日は手首からカテーテルを入れて造影剤を注入したり、治療したりするようです。「これから手首を動かさないようにしてくださいねぇ〜」と言われて消毒されました。 |
5.さっと体の上に紙のような布をかけられ、さぁ、いよいよインターベンションの開始です。「麻酔をしますねぇ〜」カテーテルの管を挿入するので局部麻酔をします。この時だけチクッとします。あとは麻酔が効いて手首の痛みを伴いません。「どう?大丈夫?痛い?痛かったら教えてくださいねぇ〜」と声をかけられました。痛かったら麻酔を足してくれるんだって。管を挿入している部分が(ここでは手首)痛かったらここで「痛い!」と先生に訴えましょう! ※患者様の症状により、足の鼠径部から管を挿入する方もいらっしゃいます。 | |
チクッとします |
6.手首に何かしているなぁ〜と思っていると、あ、撮影する装置が自分の胸の方へ動いてきました。 ベッドも併せて動きます。手首に何かしている感覚を感じるうちに先生はカテーテルを挿入する為に必要な、導入の管を既に入れていました。血が返って来ているのが画像より伺えます。 動脈に管が入っている証拠です。さぁ、この管を通じてあらゆる器具が挿入されていきます。 |
7.先生が検査や治療に使用する様々な器具を必要に応じて次々と出していきます。 |
8.少し時間がたつと、「野崎さ〜ん、はい、そこで息を止めてください!」と言われました。どうやらもう冠動脈造影は始まっているようです。装置が顔の上で動きますし、ベッドも動いたりします。最初は少し怖かったのですがだんだん慣れてきました。 |
9.どのくらい時間が経ったでしょうか?なにやら足下の方で先生がごそごそしています。どうやら何か装置をセッティングしているようです。血管内超音波(エコー)検査(IVUS[アイバス])です。 | |
IVUSカテーテルが手首から入り、直径約3mm程の冠動脈の中の様子がどうなっているか画面に映し出されている様子がわかります。 | 血管内超音波画像を確認している |
10.さぁいよいよ血管にステントを植え込みます。ステントを冠動脈へ挿入していきます。(ステントはバルーン(先端に風船がついた管)に一緒に搭載されています。) | |
薬剤溶出冠動脈ステント 画像提供:ジョンソン エンド ジョンソン株式会社 |
ステント留置 | |
11.手首からの治療だったので、車いすで病室へ戻れます。 ※患者様の病状及び手技の内容によりベッドで戻られる場合もあります。 |
12.その頃カテ室外の廊下では治療を待っているご家族の方に治療結果について血管撮影の写真を元に先生が説明してくれていました。 | 術前 |
13.「野崎さん、お疲れさまでした。治療うまくいきましたよー。」と主治医の先生からの一言。ホッとします。 |