近畿救急学会が開催されました、
私が、チビ医者時代からズート一緒に過ごした救急の会です、
今回は、ナ・ナント!!!第126回!
後年、学会長もやりましたが、
今でも”子供の頃”が懐かしい思い出の学会です、
今回、チビ医者4名が発表しました、
最初のスライド作りから、最後の発表本番まで全指導、
発表”虎の巻”も教えました、
曰く・・・、
*「読み原稿」を作ろう:言いたいことが抜け落ちない、後の論文執筆にも便利、
安心して発表できる、時間厳守できる(30秒オーバーは許容範囲です)、
400文字では、読むのに60秒~90秒かかる、
手元ライト(写真)必要な時あり、(事前演台チェック)、
綴じ方注意:ページ順間違えないように=文章が途中で切れるので
綴じない方がスムーズ、
( 昔、めくったら違うページが出て来て、原稿抜けたかと真っ青になった)
*質問に対しては弁慶の立往生はダメ=無言は良くない、何かしゃべる、
対応策:質問を繰り返す「ただ今の質問は・・・」と、言ってるうちに思いつく、
困ったらつまらんことは言わずに、先輩の共同演者に目で合図、
決めセリフ「今後検討して後日報告します」で、誤魔化す、
*持参したUSBの中に発表ファイル無し事件あり、
また、プロトタイプを持って来る事件多い、コピー3つは持って出る、
*兎に角早めに行く:車は危険、しかし、電車も超遅れる時あり(飛び込み事故)
*始まる前に座長に挨拶(次座長席にいる):質問に対して助けてくれる
*一人からの複数質問に対して:後の方から答える=するときは“1つだけ”厳守
*マイクチェック:できれば手持ちにする、その方が声が通る、時にONボタンない
マイクある、ONは、息を吹きかけてチェック、
*好みや都合は判るが、Macは避けた方が安全、繋がらないときあり、対応する
スタッフが手間かかる、
*次演者席に早めに着いて待つ、出席確認出来て、スタッフが安心できる
さて当日の発表は・・、
実は私は特異才能をいくつか持ってます、
検査値の結果を画像として頭の中にメモリーできます、
本を読む時は、1ページ全体を同時に読めます、
そのなかのひとつが、発表や講演しながら幽体離脱して、
自分の声を聴き、頭の中では幾つもの他のことを考えられます、
次に何を喋ろうかと考えます、
別のことを考えたり、
会場の人々の観察もします、
その間、唇は音声を発し続けます、
今回の発表者の一人のN君は、未熟ながらこれが少しだけ出来ます、
院内の症例発表会、準備イマイチでも、
当日本番の発表は、堂々たるものになります、
質問なんかヘッチャラ、
演題は「CO中毒に併発した肺動脈血栓塞栓症」
女性医師のTさん、
演題は「性的遊戯により発生したフルニエ症候群」、
色々なことが気になるタイプ、
内容は勿論のこと、
タイトルスライドの共同演者の名前つけ、COIスライドの有無、発表時間、
こんな質問が来たらどうしよう、このことは言わない方が良いか、
気になることバッカリ、
でも、準備は万端なので、本番は問題無し、
外国人医師のS君、
「COVID19パンデミック下の当院の1年間の救急活動」を発表しました、
丁寧に何度も何度も原稿を見直し、読み込みます、真面目です、
日本語もペラペラ、
でも、今回の質問で出た、”COVID19のパンデミックを経験したことが、
病院職員の今後の活動にどのような影響を及ぼしましたか?
は、難しかった、
助太刀しました、
K先生、
報告の稀な「外傷により発生した遅発性尿管損傷」、
発表内容はシンプルにしました、
勉強家です、直前まで文献の読み込みします(写真)、
声が良く通る、聞きやすいです、
当然発表時刻はバラバラ、
チビちゃんは、自分の発表終わると、脱兎のごとく脱出、「お先でーす」、
私は、最後の発表分まで帰れない、
今回は、マズイことに朝一番の8時50分発表から、
最後のセッション午後4時30分まで分散、
泣きました、
帰宅困難医者です、
次回は1名発表にします、
手元ライト、演台にこれが無かったときは茫然とした、その後購入して持参する
特異体質のあるN君と、 イッパイ考えるTさん
声が良く通るK君、 直前までの勉強
余裕のS君